2016/09/20

Italia Paragliding Tour 2016 day11 09/12 最終日

Tambre D'alpago~Venezia Airport~
ROMA~Narita TOKYO


9月12日(月) 09/12


パラグライダーパーク青木
イタリア&オーストリアツアー最終日


9月2日(金)にミラノ入りして11日間・・・
本日最終日を迎えます。長いようで、長いようで、
あっという間のツアーはいつものことですね。

最終日のVecchio FORNO ベッキオフォルノ。
ママの朝食も最終日です。

プロシュット、
サラミ、
フォルマッジョ、
ペコリーノ(ニ)
ズッコダランチャ、
マーマレードの入ったクロワッサン、

お椀で出てくるカフェオレ。

E 'molto buoooooono!!!!!!!


ママ、いつも美味しい料理、ありがとう~



みんなとおわかれして、一路、ベネチア国際空港。
タンブレから1時間ちょっとです。
ベネチアまではスムーズに付いたのですが、
ここでちょっとスタック。

空港が大幅に改装してあって、
レンタカーオフィスがなんやら遠いビルの屋上に。
日本だったら、レンタカー返却場所から
空港には楽々アクセスできるところ、
ここではもっとも遠いところに位置しています。

しかも、
駐車場入り口のチケット取る場所では、
前のクルマがスタック、
ンタカー返却でスタック、
エレベーターでスタック、
歩くのにスタック、
エスカレーターでスタックと、
当たり前のイタリアがいっぺんに襲って来る始末。

スタックのフルハウスでもう汗だくよ。

2時間前にチェックインカウンターにいたいところ、
残り時間、1時間ほどしか無くなってる~
エコノミークラスのカウンターは長蛇の列です。
ローマ行きのみならず、ここベネチアから出る、
アリタリアの様々な路線が、3個くらいのチェックインカウンターで
同時にこなしている模様・・・焦ります。

今回のメンバーは
ビジネスクラス×2名様
プレミアム・エコノミー×6名様
エコノミー×2名様ということで、
8人はプライオリティーチェックイン。
直ぐに済みそうです。

問題は、エコノミーの2名様。

時間がメチャクチャ押しているので係員に交渉します。
全員グループとしてみなして貰い、プライオリティーで
グループチェックインお願いできませんか???

ってね。

意外にもあっさりOK。

2人くらい良いよって。
陽気なイタリアン!
やった!これで気に時間を取り戻し、
イミグレーション突破です。

もう、怒濤よ、
一気呵成?猪突ね。行くよ~
来年はもう1時間早く、タンブレを出発します。
(最初の見通しが甘かっただけか???)

そんなこんなで、ベネチア~ローマ(ここもスタックね~)~
成田、東京と通常通りの移動でした。


機内では・・・


案の定寝ることは出来ず、映画を四本見きりました。

1 トランスポーター 
2 ポイントブレイク 
3 ルーシー 
4 MAX

トランスポーターと、ルーシーはリュック・ベッソン監督がらみ。
カーアクション映画で、何でも運んじゃうってヤツに、
ルーシーは、薬でぶっ飛んじゃって、脳が覚醒。どっちも
ベッソンお得意のぶっ飛んじゃってるヤツ。
スカーレット・ヨハンソンが可愛いな~

ポイントブレイクは昔キアヌ・リーブスが主演した、
ハートブルーのリメイク版で、圧倒的な自然に、
手に汗握るスタントの数々。オープニングの
モトクロスバイクで50mジャンプの岩に着地は、
手に汗握って、余計寝られなくなったよ。

最後にMAX。ハリウッドの必勝パターンストーリー。
これなら万人受けする、昔からの鉄板もの。
犬が飼いたくなったなぁ。

まぁ、機内の映画ですから、当たり障り無い映画のみ。
だよね???

個人的には、
ロバート・ロドリゲスやクエンティン・タランティーノものが
あったら嬉しいのですが~
それはそれで、寝られないかな・・・

ということで、映画四本見て、真田太平記3冊読んだころ、
成田空港に無事到着。

3000mから下は、雲びっしりの雨模様。
久しぶりの揺れにびびりながらランディングです。

パラグライダーは好きなんですが、
飛行機は嫌いなんです。




成田余話

アリタリア航空は、エコノミークラスでも23kg以内、
一人2個分、無料で預かってくれます。
通常のエアラインでは、23kgが一つのみなので、
これはこれで画期的なのです・・・がね。

10人で20個荷物を預けましたが、一個出てきません。
パラグライダーがひとつロストバッゲージです。
お客様のじゃなくって良かった。

はい、私のです。一日長旅のパラグライダーなのでした。

ちなみに、次の日のローマ~成田便で無事に到着。
さらにもう1日かかって青木に到着です。

この程度の遅れだと、お詫びの品も
挨拶もありません。

あっ、航空会社によりますが・・・

カンタスは1日遅延で、ワインセット頂きました。
アリタリアはねぇ・・・まぁ・・・ね。無しね。

日本に向かう便だからさして困りませんが、
行きだったら悲惨です。
パラグライダーしにヨーロッパに行って、
パラグライダー出てこないなんて・・・考えただけでも恐ろしい。

ロストバッゲージは乗り換えがあると、たまに発生します。

今回も、ベネチア~ローマ~成田間で、
ローマに取り残されてしまいました。

あおきのヨーロッパツアーは直行便にこだわっているのは、
ここにあります。
直行便で乗り継ぎ無ければ、ロストもないだろうってね。





あとがき

無事、全行程を終えて日本、長野県青木村に戻ってきました。
青木村で日本茶をすすりほっと回想。

ツアー参加の皆様、お疲れ様でした。
楽しい旅をありがとうございました。

天候に恵まれ、風に恵まれ、
そして出会う人に恵まれ、
感謝感謝のツアーでした。

ひとえに、皆様のおかげです。

まずは、旅の疲れを癒して頂き、
青木村、パラグライダーパーク青木で
お逢いできることを楽しみにしています。


また・・・

パラグライダーパーク青木
イタリア&オーストリアツアーを
毎日フォロー頂きました、皆様・・・


ありがとうございました。


ツアー15年目の節目で、
オーストリアにも足を伸ばした今回でした。
オーストリアは、19歳でこの業界に入り、
21歳で最初のツアーが、オーストリア・チロルツアーでした。

最初の一発目のフライトは、実はチロルではなく、
国境越えてイタリアはシュルラーン。今にして思えば、

ドロミテ、col Rodellaの西方面、10kmほどの場所でした。
そう、イタリアが最初のヨーロッパでのフライトだったのです。

風景に、高さに、強いサーマルに
圧倒されっぱなしだったことを・・・今でもよく覚えております。

当時、ユーロはなく、国境もあって、
オーストリアからイタリアに飛びに言った際、

「ミスター何処行くの?」国境警備隊の質問に、
「イタリアっ!」と答え・・・
「ミスター、ここはもうイタリアですよ~~~」と、
失笑を買ったのも、良い思い出です。





18年ぶりのオーストリアでのフライトは、
自分の修業時代のこと、その後の独立のこと、
パラグライダー業界の推移、
出会ったみんなのこと・・・


万感・・・胸に迫る、複雑な心境でした。
多分、オーストリアを避けていたんだな・・・俺は。



オーストリア・チロル・フルプメス・ノイシュティフト
良いよ。良いね・・・再確認出来た。




ツアーの主眼、フライトすること・・・はもちろん最優先事項で、
今回はベネチア観光もせず(出来ないほど天候に恵まれ・・・)、
フライトを求めて移動していきました。

しかし、飛ぶ事のみならず、

地元の生活、文化、風俗に触れ、
地域の食べ物やワインに舌鼓を打ち、
ほどよい距離感でふれあって・・・

イタリア人の友人と会話は途切れ途切れでも、
この10数年の交友を確かめ合いたい。
そんな、ぼやけたいくつかの目的も、
達成できたツアーとなりました。


成田に着くと、荷物がひとつでしたが、
ロストバッゲージとなりました。最後に、
イタリアの洗礼を受けることとなったのですが、

振り返ってみると

初日のミラノでは、
レンタカーチェックアウト(借り出し)に、
パソコン5台中、2台が機能せず、借り出しに2時間もかかり、
宿泊ホテルの数件では、クレジットカードでの決済できず、
帰りの機内での免税品販売でも、クレジットマシンスタック。

あるエリアでは、入山に1時間30分待ちなどと、
予定通り、時間通り行かないことだらけ。

日本ではスムーズに行く部分を、たくさんスタックしてきました。
そこを楽しむことも、またイタリアなのかな。
というか、そう言うことも許容し合って人間なんですよね。


イタリアに行っているからと言って、
イタリア語を完璧に話せる訳もありません。
もちろん英語もろくに話せません。
幼稚園児レベル(も、園児に失礼なレベル)


朋友、あつしに言わせれば、
よくその英語で、自信たっぷり話せるなぁ・・・・だそうです。

文法なんぞ、メチャクチャなのですが、
そこを指摘してくるイタリア人もオーストリア人も
フランス人もドイツ人も誰も居ないです。
少なくとも、友達には皆無です。

許容し合っての、人間で、コミュニケーションなのですね。

そう言う意味でも、優しくサポートしてくれる、
イタリアの友人達に感謝です。



雄大なドロミテでのパラグライダー

ベネチアから北に上がっていき、
徐々に徐々に駒を進める行程での印象は、

ドロミテの奇岩郡の発色するドロマイトの淡い白・・・
谷底の深い緑、乾燥して透き通った青空・・・

それらのコントラストが、ハレーションを起こしたかのように、
目に飛び込んできます。


圧倒的な存在感、威圧感の奇岩郡に心臓がばくばくしました。

そんなイタリア・ドロミテに魅了されて、心奪われて、
毎年、行くのです。

トレンティーノ州のワインが、
アルパゴのママの料理が、
フェリーチェのおもてなしが、
ロマーノのパスタが、

そして、
コルロデラの3000mオーバーが、

待っているので、また来年も飛びに行くことでしょう!
また、来年、ご一緒出来ることを、楽しみにしています。








イタリアツアーが終わると、例年・・・

かるいシンドロームに陥るのですが、
今年もご多分に漏れず、気の抜けた数日をすごしております。

でも、もちろん来年に向かって、スタートを切りました。

まずは・・・
台湾ツアー2017 in 屏東
2017年1月12日(木)~1月18日(水)
毎年恒例、新春のイベント!現時点で10名の参加者です。


台湾ツアー2015の模様は、こちらです。

台湾ツアー2016の模様は、こちらです。



そして・・・

第16回!!!!!
2017 イタリアツアーの日程は・・・

2017年9月1日(金)~9月11日(月) 11日間

皆様のご参加を、お待ちしております。





長い長い、イタリアツアーブログ、
ご愛読頂き、ありがとうございます。
いつの日か、皆様とドロミテにいける日を
楽しみにしています。

目一杯、アテンドさせていただきます。









































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