2020/02/27

台湾Tour 2020 in 屏東(ピントン) 賽嘉(サイチャ) Taiwan Paragliding Tour 2020 day4

台湾飛行傘旅行 徒然回想録

2020年2月9日(日) day4


2月9日(日) 台湾tour day4  フライト3日目です。なにやら1週間いるような気がしております。6:00am 起床~散歩から11:00pm 2次会終了まで、1日の長いこと。1週間に感じるわけですな。


いつもと同じ朝のルーティーン。6:00am 起床で散歩。7:00am 朝食。8:00am ランチパックの買い付けに中央市場。9:00am 出発です。エリアへの道中、昨日までの懸案事項を話し合ってきました。それはですな、『テイクオフ前の旋回方法を、一般的なルールに統一してもらう。』というもの。御大、年がしらの前谷さんにご提案いただきました。偶数日は右旋回、奇数日は左旋回ってやね。前日までのエリアローカルルールで、旋回方向はとにかく右。となっていたのですが、毎日右だとしんどいでしょ?なので、日本風にアレンジメントと言うことになりました。


4カ国語対応のインフォメーション・ボードが周回してきました。パラグライダーをよく知らない人のために、ちょっと補足です。この右とか左というのは、上昇気流などをつかまえるために、輪になって飛ぶシチュエーション -サーマルセンタリングと言います- の方向を日によって決めちゃう。と言うシステム。

サーマルセンタリングをおのおの勝手気ままにやるとですね、空中でパラグライダー同士が接触する可能性が高くなるのです。なので、2,4、6日などの偶数日を、右側方向に旋回する日。1,3,5日などの奇数日を左方向に旋回する日と決めたのです。日本では概ね周知のルール。エリアルールに記載されてなくても、ボボブラジル、じゃなくてほぼそう。国際的な大会でもそうだと聞いています。もちろん、混み合う場所のみ(通常テイクオフ周辺をさす)の適応で、上空広く散った先、一人で飛ぶ場合などはそのルールは適応されません。っていうか、誰も居なけりゃ、どっちに回そうがカラスのかってです。ただですね、同方向に回しているからと言って、接触する可能性がないと言うことではありません。サークルの周回が同じラインに乗っていなければぶつかることもありますからね~


この姿でどこのスクール、誰イントラかわかるようでしたら、コアですな。


朝一は昨日同様、あんまりセットアップしてきません。なので、基礎練組、フライダウンで本数を稼いでいきます。前泊を含めると4~5日旅をしていますので、疲れが出始めるメンバーもいます。マイペースで行ってもらいましょう。



コンディションはお昼過ぎまでオーバーキャスト。ずっとこんな曇り空が続きました。さすがにソアリング出来ないでしょう?と思ったら、ここ賽嘉(さいちゃ)、出来ちゃうんです。賽嘉マジックですな。


弱いコンディションを飛ぶ練習で、Kさんです。試乗を兼ねてね。メーカーさんが4人も居ますから、いろんなパラグライダーに触るチャンス。メーカーさんもその目的で来てるっていうのもあるでしょうかね?


テイクオフで戻ってくる人待ち。数人ランディングに降りていますからね。隣は神龍さん。スカイ朝霧さんのアテンドされています。


范さん(左)は、それこそほとんどの日本チームのアテンダーです。みんな同じホテル、子琪大飯店(ツーチーホテル)で、夜は宿泊者皆さんロビーで大宴会です。


アドバンスジャパンの松原さん、びわ湖の山口先生。


12時過ぎたところでモーゼの十戒がごとく、パカッと雲が割れ、日差しが一気に差し込みました。あっというまにたぎって上げ上げに。120人居るらしいですが、上手く捌けたり分かれたりして混み合った感じがしません。ソアリングポイントも山ほどあるので、テイクオフ前に重ならず、誘導する側としては、気が少し楽な賽嘉です。


青木チームも全員ソアリングが出来ました。時間も3時になりましたので、お終いですな。そろそろ飛ばさせていただきます~ 藤田先生、お先です!セッティング終わって、


ラストフライトしようとしたら突然、「きしっ!!!」と怖い声が・・・声の方を恐る恐る見ると、ゲインインターナショナル 哲ちゃんでした。乗ってみて~ と渡されたのは、ARAK Ssize(75-95kg)


装備重量84kgとちょうどど真ん中で乗せていただきました。


スタンダードBのTEQILA(テキーラ)それに対するLightwingのARRIBA(アリーバ)。ハイエンドBのCHILI(チリ)それに対するLightwingのCUMEO(クメオ)と、スカイウォーク社のボリュームゾーン。他のメーカーもその傾向が強いのですが、スタンダードBとハイエンドBの差が大きくなっているような気がします。そこを埋める形なのが、このARAK(アラック)。


素直なライズアップや優しいランディングでの取り回し。そのくせペネトレーション(向かい風への進む性能)がやたら良く、超安心して乗れるCUMEO(クメオ)のよう。えらいパラグライダーが出たもんですな。


3時と言っても十分サーマルが残ってます。ちょうどサーマルとアーベントの間(はざま)な時間帯で、山でも沖でもどっちでももれなくソアリングの賽嘉マジックTime。たっぷり1時間半。ARAKを楽しむことが出来ました。哲っちゃん、ありがとうございました~


最後はどこでも上がっちゃうので三地門山には近づかないようにして沖でソアリング。マッサンや山ちゃんもしっかりソアリングしてくれたのがめちゃくちゃ嬉しい~感慨無量!たぎった後のアーベントはこれまた極上のひと品。フライト後、ランディングで飲むbeerが旨いのでした~


フライト後のbeerが旨いのは良いんだけど、4時半過ぎまで飛んでるのでね、そろそろ腰を上げないと。この後の時間がキツくなります。マッサージ行きたい人やお土産欲しい人も居ますからね。


再び屏東観光夜市 東山海産です。もちろん予約しました。今夜は14人ですからね~



若女将のツェンさんは、英語&日本語・・・出来ちゃうよ。ありがたいし。素材を選べば、一番美味しい料理方法を自動でチョイスしてくれます。本日の素材選びはガイドの呉さんです。ツアー中、何回か一緒にご飯を食べてくれます~




本来なら、ガイドの呉さんにご馳走しなければいけない我々なのですが、埔里紹興酒×2本、金門高梁酒×1 ご持参いただきました。ご馳走様です。


↑紹興酒。日本では暖めた上に黒砂糖を加えて~があるかと思いますが、台湾では常温でなにもいれません。まろやかでぐいぐい行けます。中華料理全般に合うのは言うまでも無し。↓金門高梁酒(きんもんこうりゃんしゅ) 色は透明で口当たりはまろやか。ぐいぐいと飲めちゃう。香りに特徴があるので、好き嫌いが出てしまうかもしれませんが、何となく沖縄の泡盛に似た感じのお酒です。昔は上級将校が飲むお酒だったらしいです~ 最近の若人はあんまり飲まないらしい???確かにね。58°をロックでの飲むのはなかなかですぞ。


ここ東山海産、ドリンクの持ち込みOKです。16年前まではお酒置いてなかったもんね。はす向かいの酒屋であんまり冷えてないビールを買ってきて、氷を入れて飲んだものです。呉さん、差しれありがとう~ 美味しくいただきました!


呉さんとはそろそろ10年のお付き合いになります。台湾ツアーが19周年ですから、呉さんの方が長いんだなぁ。ちなみに呉さんはうーさんと言います。


イカ団子に必須のタレ。岸オリジナルです。生唐辛子+生ニンニク+ネギが醤油に漬け込んであります。もちろん辛い。半端なく辛い。この唐辛子+生ニンニク+ネギ醤油(長い名前だな) この後のいろんな料理にも合います。


シンプルにエビ。素材の味が出るよ。


今回の一押し。アスパラとえびちゃん。ほんのり塩味で、アスパラのしゃきしゃき感とエビのプリッと感がたまらない一品。


アサリのスープです。のんべぇにドンピシャ。胃に優しい一品です。


絶品の海鮮チャーハンはやっぱりここが一番旨い。


睡蓮と一緒の大豆みたいなやつは注意ですぞ。あほみたいに堅いのです。歯が欠けるほどよ。


スペアリブ。


鶏の香草焼きは骨に注意ですぞ。


はじめて頼んだスズキ。あっさり+香草のフレーバーがなんとも。食欲のそそる一品。


ゴーヤとパイナップルのスープは、イメージがつきませんでした。苦いの?甘いの?と思ったら、まさかの塩味。海鮮のだしがきいていてアメージングな一品でした。


フルーツ天国の台湾です。ほどよい甘さのバナナが中華の後にぴったりです。


タピオカたっぷりのかき氷。のんべぇでもこのかき氷はいける。イタリアでもデザート食べない僕ですが、東山のかき氷はいただきます。
ホーチャ!


張さんファミリー。新しい家族がふえて幸せ一杯!小さかったツァイミちゃんもお姉さんです。また来年!明年見!



このあと東山海産は日付の変わった深夜1時まで賑わってました。そのときには張さん、若ファミリーは居なくて、おやっさん、おかみさんの二人。で、次の日は朝の7時にはお店の掃除してました。定休日は火曜日。めちゃくちゃ働いてる東山海産のおやっさん、女将さんなのでした。





お知らせ


2020年2月

2月22日(金)-24日(日)    青木村でフライト
2月29日(土)-3月1日(日) 青木村でフライト

2020年3月

3月7日(土)-8日(日)        青木村でフライト


2020年海外ツアー

台湾ツアー2020
2020年2月6日(木)~2月13日(木) 8日間  
ご参加の皆様ありがとうございました。
無事終了しました。

イタリアツアー2020
北イタリア
2020年8月29日(土)~9月8日(火) 11日間


2020/02/20

台湾Tour 2020 in 屏東(ピントン) 賽嘉(サイチャ) Taiwan Paragliding Tour 2020 day3

台湾飛行傘旅行 徒然回想録

2020年2月8日(土) day3


day3 フライト2日目です。本日の予報は南寄りの風がのちに南西に、いつもの賽嘉になったようです。きっと靄っていることでしょう。6:30am 起床からの散歩。7:30am 朝食。8:00am ランチ買いだし。8:45am 呉さんと合流。9:00am ホテル出発と、朝のルーティング決まりつつあります。


今日は御大ハルさん、信ちゃん、マッサンのランチをご紹介。ホテルから数ブロックはなれた交差点の屋台のおにぎりやさん。飛んでいる時間が長い人には重宝です。背中に背負って飛べるからね。大きなおにぎりの中に多種具材を詰め込んで、ぎちっと握った一品。長野県で言うところの、『爆弾おにぎり』です。


おにぎり以外にもう一品。これまたガイドの呉さん曰く『マクドナルドのハンバーガーの元祖』とのこと。呉さんが言うのですから間違いなしか?


長崎のB級グルメ『角煮まんじゅう』に似たフォルムですが、味はもうちょいあっさり。15枚ほどしかなく、毎朝早々に売り切れ必至。


長崎 角煮まんじゅう


交差点で信号待ちの間に買う猛者も。バイクをこっちに近づける事無く、ガイドの呉さんに頼みます。呉さん優しいからね。そんな突然の無茶オファーにもちゃんと応対しています。おにぎりやさんの隣はセブンイレブン。水、コーヒーを調達します。日本と全く変わらん。nanacoが使えないくらいかな???


おにぎりやさんの前は、設備屋?材料屋?パーツ屋?小さな耕運機やネコなどのタイヤ、何かのベルト、店内所狭しと部材が並んでいます。さしずめ秋葉原のガード下、商店がたくさん並んでいるところの様な感じです。店の中はカオスだな。


アメリカの西海岸も自動車のドアだけとか、イスだけとか、バンパーだけとか・・・パーツ屋が存在してるけど、ここ台湾も同じだね。


でね、そのパーツ屋の隣は台湾名物 牛肉麺。台湾ラーメンって日本にあるでしょ?あれ、名古屋なんだよね。台湾で見たこと一度も無い。台湾のラーメンはこの牛肉麺。好き分好き分かれる食べ物。前出していますが、八角入ったら、僕はアウト。で、このお店、混んでないから美味しくないかも。美味しいお店は台湾の人であふれてる。


開店休業中だね。


で、牛肉麺屋さんとパーツ屋の間にはオアシスが。向かいにおにぎり屋、セブンイレブン。でパーツ屋と牛肉麺屋さんに、間はオアシス。


もはやこの一角がカオス。台湾の人はこう言うの作るの上手だよね。ちょっとしたスペースに、小さな庭をこさえちゃう。


こういうのがあるだけでも、なんか良いですよね。


何時までも見ているとエリアに着かないね~ いざゆかん、賽嘉TOP(あっ、テイクオフ ポントね)10:00am エリアに着くと、おお~~~100人の同胞パイロットの皆様。ボボブラジルもとい、ほぼ日本人ですな。テイクオフの周りにはセッティング中のパラグライダーの花が咲き乱れています。


と言っても、午前中のこの時間帯-サーマル不活発な時間帯-はみんな飛ばないよ。空いてます。なので、フライダウンOK、基礎練希望の皆さん、本数重ねたいパイロット達が離陸していきます。青木だと、山ちゃん、まっさん、そして御大ハルさん。信ちゃんもかな。山ちゃんマッサンのサポートの隙間、時間が許せば僕も出ます。弱い風での再確認です。ライズアップ~加速~テイクオフ~弱いサーマルのセンタリング~アプローチ~ランディングです。風が入っちゃったら、上昇気流できはじめたら、もうこのコンディションで練習することはかないません。次の朝までね。


で、向かい風も弱いこの時間帯。フロンライズアップが必死のこの時間帯、熱心なメンバーか、どうやっても上手なパイロットしかトライしません。テイクオフ~ランディング間には、よわ~~~いサーマルはあるのです。でも出て行かない。なので100人テイクオフに人が居ても、広げている人は数人なので空いています。日本チーム全般(青木も含めて)、微風のフロントライズアップを極端に嫌う傾向にあります。①フロンライズアップが単純に苦手②リバースライズアップの方が上手なパイロットのテイクオフスタイル???というつまんない理由が、この時間のテイクオフの少なさに繋がっています。中には無風なのに無理矢理リバースで後ろ向きに走っている人も居る始末。もはや滑稽です。風が強くて、フロントライズアップがしにくいからリバースなのです。無風、微風でライズアップに走行が必要なら、フロントライズアップの方が良いでしょ?


コーンの外がセッティングゾーン、内側がテイクオフゾーン。きちっと分かれています。


サポートとサポートの空き時間。呉さん、岸、范さんです。僕の名字は漢字1文字。なので、台湾人っぽい???って呉さんに聞いたら、岸ってつく名字の台湾人はいないようです。そうなのか~~~


メーカーの皆さん達です。紀ノ川バリバリ試乗会以外でメーカーが一同に会する場所は、ここ屏東賽嘉だけでしょうか? 左から、エアーデザイン もんちゃん。スカイウォーク 哲っちゃん。アドバンス・ジャパン 松原さん。BGD 信ちゃん。なかなか撮れない1ショット。僕のFBでもここに絡んでコメントくれる人、多かった。


センターで持ってくれているのは、ガイドの呉さん。晴れてくると忙しくなります。ソアリングのギャランティーでどんどんパイロットがテイクオフゾーンに入ってくるからです。呉さん、パラグライダーしませんがセッティング上手です。で、契約している青木のGroupだけでなく、ほとんどの人のサポートしてくれます。とても働き者のガイドさんです。19歳で軍曹として入隊。その後金門島で任務を遂行。奥様、ご長男、ご長女3人とも空軍勤務。呉さんは除隊されてガイドを生業とされています。


コンディションはもう言うことない、いつもの賽嘉です。出れば90%の確率でもれなく(10%もれてるか?)ソアリング。上がればテイクオフから三地門山回って1,000mで朝日山にGOのプラン。


木村さんも十分待ちました。もう良いね。行ってらっしゃ~い。


ちょっと抜かれ気味ですな。


ベテランメンバーも満を持してテイクオフ。


パイロットの皆さんがソアリング体制に入ったら、ソアリングに漏れちゃったビギナーパイロットのサポートです。これはテイクオフからサーマルセンタリングの誘導する、サーマルクリニック。


マッサンはこの日3本目です。風が強いので、ちょっとあおられました。でも、大丈夫。持ち前の体重でびくともしません。目方の勝利です。


山ちゃんも3本目。最初あたふたしていたライズアップ~加速~テイクオフも、2日目の本日、そして3本目くらいで安定。もう、問題ないかなぁ。山ちゃん、グランドサーマルはもう、誘導無しでOkですからこの3年の成長がうかがえます。



山ちゃん、練習の成果がしっかり出ました。このあとグランドサーマル捕まえて2h越えのソアリング。おめでとう!やまちゃん。



山ちゃん、マッサン飛びましたので本日のお仕事はフィニッシュ。さぁ、飛びますよ~ テイクオフ上空から朝日山方面を見たところです。こんな感じで靄っているのがここ賽嘉。


賽嘉原住民の村に行って、帰ってきたら・・・


黄色のちっちゃなパラグライダーに遭遇。あれ?3h前、早々にテイクオフしてった信ちゃんかな?


後で聞いたら、朝日山の向こう、大津まで行ってもどってきたそな。O&Rね。この小さなパラグライダーで、普通に飛んで帰ってくるのはめちゃくちゃ難しい。さすがは信ちゃんって言われるでしょ?だからそのパラグライダー売れないのよ~ 信ちゃんだからってなっちゃうからさ。


で、みんな降りたのでね。おりますか~ ね。ところで信ちゃんのパラ、人間がやたらでかく見えますが、パラグライダーが小さいのよ。はい。揚力は翼面積に比例して発生するから、大変だよ~この面積でのフライトはさ。




空撮はこんな感じね。このハーネスにしてから装備重量14kg。パラってそうだよね。軽いから良いんだったわ。




先に飛び終わっている、今井浜の皆様がゲートオープン!ランディング南西に展開している屋台のおじちゃん。その西のテーブルは今井浜の皆様のテーブルね。寄せてもらって一緒にゲート開けますか???


おじさんとおばさんは今年も元気です。ガイドの呉さん曰く『2週間前の春節では一族郎党20人で屋台を大展開。ランディングにテント張っている台北の若者向けに大商い』だそうです。めちゃくちゃ儲かったって~


今井浜のみずきちゃんとね。後ろのおじさんおばさんの傾くアングルは約75°でぴったりシンクロナイズ。音頭取らずにここまで瞬時に合っちゃう二人の歴史。脱帽ですな。


さぁ、今日も4時過ぎまでエリアに居たので、この後巻きよ~ 歩く組、タクシー組その落ち合える時間にレストラン予約。タクシーの手配。やるこたぁ満載だ。僕の分忘れてて、全ての配置終わった後、一人で歩くことに。良いのよ。良い運動ね。


夜にこうやって公園やら裏通りを歩ける国は、国連加盟国193カ国中、どのくらいあるでしょうか???そういう幸せを享受できる国、日本に生まれ、感謝です。そしてここ台湾、国連に認められてる193カ国以外の地域・・・つまり、国として認められていません。しかしながら、こうやって治安を維持できている現状に、台湾のすごさをあらためて感じています。国連加盟国であっても紛争地域は山ほどあります。こんな風に夜一人では歩け無い国が多いのよ。


台湾は1990年代以降、中華民国(台湾)が「中国」としてではなく、人口2300万人のFlag of World Taiwanese Congress.svg「台湾」として国際連合へ加盟しようとさまざまな提案が試みられているが、いずれも委員会を通過するまでには至っていない。現在、22の加盟国とローマ教皇庁(バチカン市国)が中華民国(台湾)との外交関係を維持している。・・・とのことです。でもね、立法、行政、司法と三権分立しています。発言の自由もあります。自治権を守るために軍隊も整備しており徴兵制も敷いています。国連に加盟されていてもろくに三権分立してなけりゃ、発言の自由もない・・・他国に文句ばかり言う国に比べたら、台湾の方がめちゃくちゃ まっとうなちゃんとした国だわっ。


今夜向かう小籠包屋さんはホテルから20分ほど。道の区割り、区画整備は京都市や札幌市のような直角システム。慣れちゃえばわかりやすい。


途中有名な鴨肉屋さんです。前後左右に店はなく、この1店のみ。


6:50pm、通りかかると・・・残す鴨ちゃんは4羽のみ。売ったね、今日も。


一度食べたことあるのですが皮はパリパリ、中はしっとりジューシー。紹興酒に合うのよ~日本に持って帰りたい一品です。


こんな裏通りも安心して歩いてます。


このお店は日本で言うところのホームセンター。品揃え感はドンキ・ホーテに近い。台湾はカオスな場所が多いけど、ここもまた一つのカオス。


到着しました。今夜のゴールは・・・正筠小篭湯包 小籠包の名店、鼎泰豊(ディンタイフォン)を凌ぐ旨さ!と評判のこの店。屏東に飛びに来る日本人はみんな知ってますな。我々は通称、『青い店』と呼んでいます。ほら、店構えがブルーでしょ?



ちなみに店構えが赤いお店もあります。縁起よさげですが、ちょっと味が落ちる。


実は7:00pm 開宴のところ7:15pm 現着と、ちょっと遅れました。居ない間にとなりのテーブルのおばさまが通訳してくれて、食べ物注文済みよ。偉い頼んだよ~ 優しいからね。台湾の人は。なので、料理撮れませんでした。小籠包のお店ですが、何故か麻婆豆腐。しかも単品麻婆豆腐はメニューにありません。どやって頼んだのかいな???


ご馳走様でした。帰りはやっぱりタクシー手配ね。でも僕は歩く。はじめて来たときから歩いていました。前任のガイド杜さんは、どんなところも歩いて行きました。戦前生まれ。心は日本人の杜さん。今でも屏東歩くと、杜さんと歩いたあの夜を思い出す。杜さんはあまりにもゆっくり歩くから、象さん歩きって揶揄されて、20分で行くところを40分かかってました。でも、みんな一緒に歩きました。なぜなら、道中の話があまりにも面白かったからね。政治経済、風俗風習などなど 誰に遠慮すること無く話せる時代になった幸せを、杜さんは切実にうったえてくれました。きっと教えてくれたのかもしれません。自由に話せることの大切さをね。この手の話をすると、『戦前は大変だったことでしょう』って、言う人が多いのですが、違うね。このくだんの不自由さは、戦後の話よ。戦後がめちゃくちゃ大変だったってお話ね。 


帰り、ホテルへの道中、屏東夜市ね。エネルギッシュな空気に触れたくて、食べないけど寄っちゃう。やっぱり気になるのは、スクーターの2人、3人、4人乗り。前出の呉さん曰く『ヘルメットがあれば何人でも・・・』の件、夜市のご家族はお父さん運転でお母さん、息子さんの3人。みんなヘルメットOK!なるほど・・・・夜はヘルメットの装着率が上がるのかな???


ほい、満塁ホームランでました。昼よ昼間。ノーヘルで5人乗り。治外法権か???最高記録!お父さんもノーヘルなのは、もはやいさぎよい???これも台湾の一つの風景ですが、お父さんっっっっ!出来れば子供にだけはヘルメットぉ~~~!!!


2次会です。実は僕・・・Barが好き。その国々のBarが大好きですな。パラグライダーツアーで訪れた国では、全部行きました。中には某オーストリアのBar(あっ言っちゃった) 汚い英語で罵られて、「出て行けっ」って追い出されたこともありました。まだ飲んでないのに。まぁ、そんなことはどうでも良いのですが、台湾の屏東や高雄のBarにはいくつかの決まりがあります。気がつくにの5年ほどかかりました。


Barであるポイントその① 9:00pm 営業開始。それ以前にはやっていません。その② 丸い看板で、バドワイザー、ハイネッケン、台湾ビール、麒麟麦酒などの看板がある。以上!


こう言う路地裏の、地元の人しか行かないBarが好きだな。お客もお店の人も絡んできてくれて、台湾の今がよくわかる。あっ、だいたい日本語しゃべる人が居るから問題なし。面白いよ~





お知らせ


2020年2月

2月22日(金)-24日(日)    青木村でフライト
2月29日(土)-3月1日(日) 青木村でフライト

2020年3月

3月7日(土)-8日(日)        青木村でフライト


2020年海外ツアー

台湾ツアー2020
2020年2月6日(木)~2月13日(木) 8日間  
ご参加の皆様ありがとうございました。
無事終了しました。

イタリアツアー2020
北イタリア
2020年8月29日(土)~9月8日(火) 11日間