2022年2月23日(水)
2月23日(水) 先日持ち越した山作業、木こりです。フライトから少し離れます。目標は、木の伐採→山で玉切り→搬出まで。標高1,100m、-8℃が現場。いざゆかん、山作業初日。以降10回ほど山に入ります。目標は2022-23年で使用する2年後のための薪集め。メンバーは5人。タラの芽師匠のKさん、元分団長Kちゃんそしてご近所のSちゃんにH信さん。師匠と分団長は薪ストーブやってないのに参加です。節目の一杯のみが目当てという聖人です!
ピックアップ(軽トラ)に積んだ道具の確認。チェンソー×5、燃料類、ガッチャ2セット、スコップ、ヘルメット、飲料水、甘いもの・・・(雪山での作業、ハイカロリー必須アイテム)
3日前の雪で断念した現場です。たった3日でどうなっているでしょうか?
1,000m付近で亀の子状態。いくら4駆でも、スタッドレス良くても上がりません。大体こんなもん。上がるはず無い。
そもそも軽トラ、フロントヘビー。除雪していない雪道強くないもんね。今回はMyハイエース温存です。って言うか、車検でいない。たぶんハイエースでも上がれそうも無いくらい、積もっていました。
いそいそと戻って、必要な道具だけもって現場に行きますぞ。残り200m、高低差で50mの荷揚げ。そのくらいなら御の字。この時点で搬出は諦めました。玉切りもやめよう。木を切り倒すことに焦点をあてます。
おおっと、リバース失敗で溝に落ちました。(運転俺じゃ無いよ。) 雪山に限らず軽トラックが溝に落ちた場合、どうするか?持ち上げて元に戻します。『ほんと?』ってほんとです。大人が2~3人以上いたらそこそこ動かせますよ~
今回は5人もいます。よいしょ、よいしょ。3回くらい息を合わせて『えいやっ』
すぐに戻りました。ひとまず安全な場所に車を避難させて現場に行きましょう。
今日の現場。北風強く標高も1,100m。体感気温-15℃くらいでしょうか? 要はめちゃくちゃ寒い。作業しないと手が凍る。南側で積雪20cm、北側では積雪50cm。良質のパウダーです。動物の足跡が少なく、十観山とはかなり違う。何もしないと寒い。普通に遭難する。
さぁ、とっとと切っちゃいますぞ。お昼またぎたくない。だって一気に寒くなるから。
支点を取ります。
ガッチャかけます。ガッチャとは荷縛り機とか、レバーホイストとか言い、基本荷を縛り上げたり、ワイヤーを張る道具です。
こいつをかけて、木を引っ張ります。
場合によってはガッチャを2つかけ、さらに方向性の精度を高めます。
幹のなるべく高いところにベルトスリングをプルジック。
ガッチャで引っ張りながら、チェンソーで倒したい方向に倒します。
平地や森なら空いている方から切り開き、その空いている方向中心に倒します。しかし山ではそうはいきません。傾斜や日の当たり具合、枝振りや風の強さなどによって、木が変な方向に傾いていることが多いのです。
なのでガッチャでしっかり方向を定め、のちに搬出しやすい傾斜を狙って作業していきます。今回の作業場は峰の上なので、これまた木の向きがあっちゃこっちゃいろんな方向に。なんとかで良い方向に倒せました。
こんな感じで10本ほどね。良い方向でした。
ひとまず、木に水が上がる前に切り倒せて御の字。
パラグライダーパーク青木の皆様、正面はどこだかわかりますか?ここまで飛んでこれるパイロット・・・上手く気流をつかんでいますよ~
今日は切り倒すところで断念。車がそばに来ませんので、玉切りなし。搬出なし。なのに手荷物満載の雪中行軍に疲労度Max。昼またぎのお昼なしで、14:00pmに帰還は体が芯から冷えました~ お疲れ様でした。
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